鬼瓦BLOG
プロフェッショナルの流儀「美濃部恵一」 魂を写し取る (2009年7月24日)
現代の鬼師に求められるのは、まずもとの鬼瓦を忠実に再現することだ。しかし、ただ形を写し取るだけではない。もっとも大切にしているのは、「魂を写し取る」こと。
製作中に、美濃邉が不思議な動きをし始めた。古い瓦(かわら)を、なぞるように触っては作業を続ける。理由を尋ねると、「触ってみると、手を通して、どんな職人がどんな思いでその鬼瓦を作ったのかがわかる」とのこと。
職人の気質にまで思いを巡らせ、それを復活させる。それが美濃邉の信念だ。